警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、1日単位・レベル)
家庭の崩壊が加速?
【治安つぶやき】
29日、三重県松阪市で73歳の女性が倒れているのを通報で駆けつけた警察官が発見。そばにいた42歳の次男が殺人未遂で逮捕された。
今月8日には65歳の母親に重傷を負わせたとして38歳の娘とその夫が逮捕された。母親は病院に運ばれたが死亡。顔を殴ったり床に放り投げたりしたという。
一方、千葉県松戸市では52歳の母親を蹴ったり殴るなど暴行を加えた高校2年生の長男が逮捕された。母親はその後死亡している。そのほか、2か月の我が子を殺害したなどとして35歳の介護士が逮捕されるなど親族が関係する事件が目立つ。
警察庁によると平成24年の数字になるが殺人事件の認知件数884件。このうち473件、53.5%が親族関係だ。中でも配偶者関係が153件もあった。検挙者のうち親の関与が137件、子供が関与したのが114件だった。
殺人事件全体の認知件数は平成15年の1258件をピークに減少、昨年は過去10年間で最も少なかった。だが、親族間の事件の割合が53.5%というのは10年間で最も多い数字となっている。事件全体が減少するなかで肉親関係が増加傾向にあるのは、やはり家庭の崩壊が進んでいることを裏付けている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」
小覧が選んだ本日のトップ記事は、以下の「続きを読む」をクリックしてください。
埼玉県警本部長が橋下氏に献金 独法出向中に…「軽率だった」
最近のコメント