警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日単位・レベル)
裏を知ることだ
【治安つぶやき】
特定秘密保護法案が衆議院で可決され参院での審議となった。国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科するもので、ジャーナリストだけでなく一般市民まで反対運動を起こしている。
国民の知る権利を侵すものだというのが反対の理由だが、ちょっと待ってほしい。外交、防衛問題を含めてなんでもかんでも機密事項だとすれば問題だが、今、日本で何が起こっているのかが隠されているから、「知る権利」だけが先行する。
ここでも書けないような、NSCに関係する極めて重大な事案が日本国内で起きている。しかも、その内容が現行法では縛れない問題で日本国民いや日本の領土を脅かす危機だとすれば、それでも国民は反対するだろうか。
この部分を政府が説明すれば良いのだが、説明することのリスクが余りにも大き過ぎるのである。
今後、もし国家機密の名のもとに国民の知る権利が侵された事実があれば、野党だけでなく与党も含めて国会の場で追及すれば良いことだ。
これまでも野党議員が追及した「三矢研究」。さらに沖縄返還協定の密約だって新聞記者が明らかにした。米国の大統領を辞任に追い込んだウオーターゲート事件だってそうだ。情報化社会のこの世の中に「完璧に秘匿」なんてありえない。漏洩でなく、それは情報取得の力量の問題だ。
国会議員には「国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる」という日本国憲法第62条の国政調査権がある。何もビクビクすることはない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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