警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
警視庁が簡易鑑定を中止
【治安つぶやき】
向精神薬コカインの簡易試験のミスが原因で、誤って男性を逮捕したことから警視庁は、今月からコカインなど一部の薬物の簡易試験を原則として廃止し、詳しい鑑定後に捜査する方針を決めた。
先月下旬、40代の男性が持っていた粉末を簡易試験した巡査長が、コカインの反応が出たため男性を逮捕したが詳しい鑑定の結果、法律で規制されていない脱法ドラッグだった。
警察庁によると今年上半期(1~6月)の薬物事犯の全国の検挙件数は8440件で759件減少したもののコカインなどの向精神薬事犯は324件で100件も増加。人員は193人で77人も増えている。
警視庁が簡易試験を廃止したコカインの検挙は36件で前年同期に比べて22件も減り人員もやはり6人の減少。検挙件数の減少は利用者が減っているのではなく、あくまでも検挙であり、検挙しなければ利用者は増加する。判別が難しい薬物にはコカインの他に合成麻薬のMDMAがある。このMDMAの検挙人員は暴力団員が検挙人員の26.9%を占めており簡易試験の廃止は、どんな現象になって現れるか、数字の現象だけでなく注視する必要があるだろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
小覧が選んだ本日のトップ記事は、以下の「続きを読む」をクリックしてください。
【追跡 指名手配犯】
新潟のタクシー運転手強盗殺人事件 発生から丸4年、動画公開も有力情報得られず
最近のコメント