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2013年10月31日 (木)

尼崎連続変死:大江さん事件、3親族に有罪 神戸地裁判決(31日)毎日

兵庫県尼崎市の連続変死事件で、2011年11月、ドラム缶から遺体で見つかった大江和子さん(当時66歳)への傷害致死や死体遺棄などの罪に問われた長女香愛(かえ)(45)ら3被告の裁判員裁判の判決公判が31日、神戸地裁であった。細井正弘裁判長は、香愛被告に懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役4年)、次女裕美被告(42)に懲役2年、執行猶予3年(同)、次女の元夫の川村博之被告(43)に懲役3年6月(求刑・懲役5年)を言い渡した。事件化された被害者6人のうち、死亡に絡む刑事責任を問う初判決だった。
 起訴状では、3被告は自殺した角田美代子元被告(当時64歳)と共謀し11年7〜9月、尼崎市のマンションに大江さんを監禁。食事やトイレの回数を制限し、腹部や顔を蹴るなどして死亡させ、ドラム缶にコンクリート詰めにして貸倉庫に放置したとされる。川村被告は香愛被告への傷害罪なども問われた。
 3被告は起訴内容を大筋で認め、弁護側は「心神喪失か心神耗弱状態で違法行為は避けられなかった」として無罪を主張。責任能力が最大の争点だった。
 3被告は美代子元被告らから暴力を受けていたとされ、地裁が公判前に実施した精神鑑定結果では「事件当時、(脅迫や暴力などにより行動しても状況が変わらないと考える)学習性無力感の状態だった。明らかな精神障害はないが、善悪を判断する能力が失われるか、著しく損なわれ、行動を制御する能力は失われていた」とされた。
 これまでの公判で検察側は、美代子元被告の影響は一定程度にとどまるとし、精神鑑定結果について「抵抗しづらいという心理状態の説明に過ぎず、鑑定に問題がある。責任能力はある」と指摘。その上で「壮絶で類を見ない事件で世間を震撼(しんかん)させたが、被害者的な立場という特殊性もある」と述べていた。
 これに対し、弁護側は鑑定結果を基に「心神喪失か心神耗弱状態だった」として責任能力を否定し無罪を主張。家族に暴力を振るったり虐待を目の当たりにしたりするうちに美代子元被告に「心理的に完全降伏し、無批判・無抵抗状態だった」と反論していた。【椋田佳代】

Logo_mainichi_s1_2 http://mainichi.jp/select/news/20131031k0000e040215000c.html

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