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2013年10月30日 (水)

ストーカー:事件前にカウンセリングを…研究会11月発足(30日)毎日

ストーカー事件の被害者遺族や専門家らが11月、殺人など重大事件にエスカレートすることを防ぐための対策を検討する研究会を発足させることが分かった。ストーカー対策でこうした横断的な試みは初めて。被害者保護だけでなく、精神科医などによる加害者側へのカウンセリングや治療法も研究し、「被害者も加害者も生まない社会」の実現を目指す。【神保圭作】
 ◇被害者遺族や専門家ら横断的試み
発起人は、神奈川県逗子市のストーカー殺人事件で、妹の三好梨絵さん(当時33歳)を失った男性(42)=福岡県在住。梨絵さんの元交際相手の男は2011年6月、執拗(しつよう)に電子メールを送りつけたとして脅迫容疑で逮捕されていたが、その後もストーカー行為はやまず、梨絵さんは自宅で刺殺された。
 男性は事件後、「事前に何かできることがあったのでは」との思いに駆られ、ストーカー問題に詳しい専門家らを訪ね歩いた。再発防止に向けた意見を聞き、海外の事例や対策を調べた。米国やカナダでは、重大事件に至る前に加害者にカウンセリングなどを行うことに力を入れているが、日本では一部の民間組織の活動にとどまっている。
 その結果、女性をシェルターに避難させるなどの「対症療法」では被害を根絶できないと感じ、「加害者を生まない仕組みづくりが必要」と考えるようになったという。発足させる研究会には臨床心理士や犯罪心理学者らに参加を呼びかけ、一部からは内諾を得た。加害者側への医療的ケアや家族を含む周囲の対処法を研究し、国に対策を提言する方針だ。
 男性は「加害者側へのアプローチを充実させれば、事件を生み出す感情のゆがみを正せる可能性がある。東京都三鷹市で女子高校生が殺害された事件についても事前に対処できた可能性もある。社会として事件を防ぐ方法を考えたい」と話す。

◇逗子ストーカー殺人事件◇

 神奈川県逗子市で昨年11月、三好梨絵さん(当時33歳)が、約1500通に上るメールを送りつけるなどしていた元交際相手の男(当時40歳)に刺殺された。この事件がきっかけで、メールの連続送信がつきまとい行為として改正ストーカー規制法に盛り込まれた。県警が11年に男を脅迫容疑で逮捕した際、逮捕状に記した三好さんの結婚後の姓や住所を読み上げていたことも判明。これを受けて警察庁は被害者情報を加害者に知られない配慮をするよう都道府県警に通達した。

Logo_mainichi_s1 http://mainichi.jp/select/news/20131030k0000m040121000c.html

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