警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日単位・レベル)
摘発が目的ではない
【治安つぶやき】
国家公安委員長が交通取締について「摘発が目的になっている」と指摘したことを受けて警察庁は大学教授や自動車の専門家などからなる「交通事故抑止に資する取締・速度規制等の在り方に関する懇談会」を設けて検討に入っている。
「摘発が目的になっている」と指摘する言葉の裏には「隠れて交通取締を実施する」「ノルマを果たすのが目的」という取締は止めろと言う意図が見え隠れする。
ある時、若い警察官がこれに異論を唱えたことを思い出す。「警察官の姿が見えるから規制を守る。見えなければ守らない-これでは事故は減らない。本来なら姿が無くても守るべきなのに、姿が見えない時に違反する者は交通法令を遵守する意思がみられず、他の場所でも違反している。隠れて取り締まるのは交通マナーの教育。どんな時でも規則を守るという認識を持たせるためにも必要だ」
違反しなければ警察官の姿が見えても見えなくても議論にすらならないはず。交通警察官の交通取締は刑事警察で言うなら〝捜査手法〟のひとつ。国家公安委員長は捜査の内容にまで踏み込んではいけない。〝指揮権発動〟は慎むべきである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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