警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日単位・レベル)
罪の意識
【治安つぶやき】
東京・東村山市に住む91歳の男性から現金1500万円を騙し取ろうとした21歳の男が詐欺未遂容疑で警視庁に逮捕された。逮捕のきっかけとなったのが信用金庫の職員だった。
男は息子を装って「大事な契約書が入ったカバンを盗まれた」などの口述で騙し取ろうとしたが、窓口での男性の態度などに不審に思った信用金庫職員が警視庁に通報。現金を受け取りに来た男を逮捕したもの。
逮捕された男の連行映像がTBSの昼のニュースで流れた。顔を隠すこともしない。最近はこのように逮捕され連行される映像が良く流されるが、ほとんどが堂々としているのだ。
自分がカメラマンの昭和の時代。連行写真や現場の引き回しの際に撮影するのだがコートをかぶったり、両手で顔を覆うなど隠そうとする被疑者が多く顔などは分からなかった。
ある誘拐犯を東京駅で撮影する際、コートをかぶり、どうしても顔が見えないため、記者が被疑者の後ろに回り、「イチ、ニのサン」でコートを引っぱがしてその瞬間を撮影したことを思い出す。
当時は、やはり被疑者にも罪の意識があったのだろう。ところが、最近はほとんどが堂々と平然としているのには驚きだ。「罪」を「罪」と思わないのでないだろうか。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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