警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
同じ事を繰り返すな
【治安つぶやき】
愛知県春日井市の35歳の女性がこのほど遺体となって発見され、交際相手の44歳の男が逮捕された。
女性は4年前に行方不明になり、家族が捜索願いを出していた。しかも、単なる家出人ではなく「交際相手のところに行く」と言って出かけており、事件に巻き込まれた可能性があると何度も訴えた。担当したのは生活安全課だった。
平成11年10月に発生した桶川ストーカー殺人事件を思い出す。被害者の家族が何度も埼玉県警上尾署を訪れ、娘が危険にさらされている旨を訴えた。
「無言電話があって気持ちが悪い」「深夜には車2台で自宅の回りを走っている」など。しかし、「警察は告訴がないとだめだ」と受け付けなかった。「告訴します」と言うと「嫁入り前の娘さんだし、裁判になればいろんな事を聞かれる。かえって辛い目にあう」など様々な御託を繰り返した。
そして遂に平成11年10月26日に刺殺されてしまった。
こうした不作為が問われ警察刷新会議を立ち上げて警察に対して緊急提言を行った。
事件相談でも生活相談でも、必ず署長決裁になっているはずだ。 警視庁は危険がある場合は逆に上から下におりてくる。愛知県警は、個人の判断で済ませているのか?
警察刷新で警察署協議会が全国の警察署に設置された。「警察署と住民のパイプ役」となることが目的だ。事件のあった春日井警察署には13人の協議会委員がいる。今年5月24日に開いた会議では、諮問も答申もひとつたげで「高齢者に対する交通事故抑止策と啓発活動の推進」だけだった。機能していないのでないのか?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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「被害届出せない」振り込め詐欺の収益を横取り
【読売】
振り込め詐欺など犯罪の収益が入金されるインターネットバンキングの口座から130万円を引き出したとして、大阪府警が、コンサルティング会社経営・鷹田洋行被告(43)(公判中)ら3人を電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕していたことがわかった。
鷹田被告らは犯罪に使われる口座の調達役だったが、口座にネットバンキング機能を内緒でつけて売り渡し、犯罪収益を「横取り」していた。鷹田被告は「犯罪グループは被害届を出せないと思った」と供述している。
起訴状などによると、鷹田被告は知人の樋本真人被告(28)(公判中)らと共謀。2月15日、振り込め詐欺など犯罪絡みの入金があるネットバンキングの銀行口座へ不正に接続し、2回にわたって、鷹田被告が管理する樋本被告の口座に130万円を振り込み、だまし取ったなどとされる。
ネットバンキングはIDとパスワードを入力すれば、キャッシュカードや通帳がなくても入出金できる。捜査関係者によると、鷹田被告は1月、他人名義の口座を犯罪グループに売りさばく「口座屋」の男から、「1口座10万円以上で買い取る」と持ちかけられ、複数の知人らに口座を作らせ、ひそかにネットバンキングにも加入させていた。
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