警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日単位・レベル)
拉致事件の…
【治安つぶやき】
北朝鮮による拉致事件の犯人として8件11人の逮捕状をとり国際手配したあの当時を思い出した。
国際手配したことで幹部は記者会見で「地を這い砂を噛むような調査がようやく実ったと思います」と胸を張った。ところが某記者が「8件11人以外にも被害者がいると言われていますが」
この質問に幹部はムッとして答えた。「『認定』という捜査の言葉を使われますが捜査ではなく調査と解明に向けて努力してきました」。
これまでのところ警察庁が認めている拉致事件は13件19人だが、逮捕令状がとれた8件11人について確証を得たから逮捕状が出たのである。
その後、幹部は、こう言ったことを思い出すのだ。
「日本は法治国家。しかも一国の捜査機関が相手国の主権に関わる問題に証拠も無いのに軽々しい発言ができますか?」
そして今年8月、千葉県山武市の中古船舶輸出入会社でドラムに巻き取った漁網の中から白骨化した遺体を発見した。遺体は新潟市の小山修司さん(失踪当時43歳)とみられるているが、特定失踪者問題調査会は特定失踪者として公表していた。
白骨遺体について千葉県警は、小山さんはつなぎや手袋を着用した状態で見つかっていることから操業中に漁網に巻き込まれた可能性があるとみている。事故死である。
北朝鮮は拉致を解決済みとしてなかなか進展がない。そんな時にこのニュースを見れば「確かな証拠もないのに拉致事件と日本は勝手に騒いでいる」との見方をするかも知れない。だから、あの時、警察庁幹部は慎重さが必要だと言ったことが納得できた。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする
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