民事調停、紛争複雑化 通じぬ「まあまあ」(3日)産経
多くは3回以内で終了するとされる民事調停だが、近年は10回近く開かれる事案も増加、紛争が複雑化している傾向もうかがえる。
平成18~24年に全国の地裁と簡裁で行われた調停の実施回数をみると、いずれの年も9割前後は3回以内で終了している。ただ、4、5回実施されたケースは18年の4・5%に対し、24年は7・8%まで増加。6~10回のケースは1・1%から3・3%に、11回以上のケースも0・3%から0・7%と、いずれも微増傾向にある。
背景には取引の多様化で複雑な紛争が増えたことに加え、当事者がインターネットなどで法律知識を得ることができるようになり、さまざまな主張を展開するようになったことなどが影響しているとみられる。最高裁関係者は「『まあまあ調停』や『折半調停』では納得しなくなっている」と変化を指摘する。
一方、平成24年に全国の地裁、簡裁に提起された民事訴訟が約56万4600件だったのに対し、申し立てられた一般調停の件数は約5万300件にとどまっている。最高裁関係者は「運用改善で利用者の納得感を高め、調停の利用促進にもつなげたい」としている。(滝口亜希)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130803/trl13080302080001-n1.htm
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