警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日単位・レベル)
国民を守る情報公開を
【治安つぶやき】
6日の読売新聞社会面によると、注文もしていない健康食品を高齢者に一方的に送りつける「送りつけ商法」の被害者が激増。今年に入り、半年間で421件、被害総額は1400万円にのぼるという。
さて、なんでこんな商法を撲滅できないのか?421件の被害は421の悪徳業者がそれぞれ1件づつ詐取したのではなく複数の業者が何件も同じ事をしているのだ。
だったら、被害相談を受けたり被害届けを受けた際、その業者名を公表すべきである。警察は宅配業者に悪徳業者名を伝えて注意を呼びかけているというが、第一の被害者は宅配業者ではなく、お年寄りなど一般国民だ。
その被害者たる一般国民に悪徳業者名を公表するのが、被害者への配慮であるだろう。宅配業者も、送りつけられた被害者に支払いを拒否されれば、被害者になってしまう。公表に協力すべきである。
勿論、条件は、宅配業者が仕事を受けるとき、委託人の身分確認をするべきである。特に発送者から荷受けする場合は路上での取引は絶対にあってはならない。
6日午後1時20分ごろ東京・杉並区の酒店に強盗が押し入り、72歳の女性従業員に包丁を突きつけて脅し、現金3000円を奪って逃走する強盗事件があった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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