警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日単位・レベル)
人道的に許せない
【治安つぶやき】
火事場泥棒という許し難い事犯がある。火事の騒ぎにまぎれて盗みをする行為だが、人の弱みにつけ込んで犯罪を働くなんて打ち首獄門だ。
同じような事に東日本大震災の復興支援だとして日本赤十字社の職員を名乗り40件近くの詐欺を働いていた58歳の男が警視庁に逮捕された。
また42歳の住所不定の男が、「駅で息子さんとぶつかって携帯を落として壊れた」と偽り知的障害のある65歳の父親宅を訪れ、買い換え代金として4万5000円を騙し取ったとして静岡県警に逮捕された。
このほか、ホームレスの人たちが生活保護を受けやすくする制度を悪用して、福岡市から賃貸住宅の礼金としてNPO法人の71歳の男ら3人が6月、福岡県警に逮捕された。
平成21年から2年間にわたり、ホームレスの人たち3人が、賃貸住宅に入居する際に礼金などにかかった費用を水増しして請求するなどしたもので、3700万円を詐取していた。
また、交通事故のけがを悪用して知人に運転手業務を代行してもらったと偽り、休業補償名目の保険金約180万円をだまし取った30歳の男が兵庫県警に逮捕された。男はなんとみんなの党所属の市議だったというから呆れる。
今、社会問題になっているのが「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」「金融取引詐欺」「異性斡旋詐欺」などは特殊詐欺は増加している。ところがこれ以外の詐欺の被害も今年に入って急増している。
警察庁によると、今年5月までの全国の被害額は2億9549万円。昨年同期の被害額の9148万9000円に比べて2億円も増加しているのだ。個人個人が賢くならないと詐欺事犯はなくならない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
新連載小説「警視庁公安部」
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15 調べ室その5 過激になった理由とは
中林は事件の関与について次のように供述した。
「野口さんとは雇用関係のほか同性愛で肉体関係にあったので断れなかった。その野口さんはかつて刀剣商の事業が潰れそうになった時、村井会長から助けてもらった恩義もあり手伝わざるをえなかったと思う。私は村井会長から『日本の警察は検挙率が低いので大丈夫だ』と言われたので逮捕されるとは思っていなかった」
供述調書のメモによると中林は最後にこう付け加えたという。
「警察に逮捕されなければ、村井会長の犯行目標や方法も段々エスカレートしていたので最終的には殺人事件に発展していたと思います」
刀剣友の会理事で会社員の服部は麹町署で調べられていた。オウム施設銃撃の荻窪事件で朝日新聞や毎日新聞に犯行翌日に犯行声明の電話をかけているほか、大阪のオウム事件では下見や車両を運転。実行犯の村井の送迎や見張り役をしている。広島の教職員組合銃撃事件では実行犯だった。
刀剣友の会の会長と理事の関係もあり、村井が過激になっていった理由について次のように供述した。
「グアムで建国義勇軍の設立総会が開かれたのが犯行をエスカレートさせる転機になったようだ」としたうえで、当時の様子を次のように語っている。
「会議で村井会長が『名古屋の朝鮮銀行に対する事件は私と四日市の伊東さんがやった。その時のけん銃はリボルバー357の弾を使った』と自慢していました。福井の放火事件も自分が火をつけたと言っていましたが、この時、隣のビルから女が覗いており、この時以来、やはり見張りが必要だと痛感したそうです。それで『もしかしたら手伝ってもらうことになる』と言われたのです。村井会長の思う気持ちは真に迫るものがあり、これは犯罪に手を染めるしかないと思いました」
そして服部は犯行の動機や背景について十五年十二月二十四日の供述では、朝鮮人慰安婦問題や南京虐殺問題を含めて村井以上の持論を展開。犯行への積極的加担を自供した。
またその日の雑談では警察に捕まっていなければ村井会長と一緒にまだまだ犯行を続けていたとも話している。
一方、審議官の自宅に爆発物をしかけた田村は本冨士署で調べ官に次のように供述した。
「会長から爆発物の製造依頼があった時、自分以外の若い者に作らせたのでは本当に爆発するものになってしまうので、会長の依頼を拒否もしないで自分で、爆発せず爆発物様のものに見える時限式のものを設計して製造しました」 つづく
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