警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
夢のままでいい
【治安つぶやき】
宮城県の山奥から東京に出て来て新聞社のカメラマンになった時、人生で初めて経験することが多かった昭和44年。肉親と言えば母ひとり。その年の12月に母は52歳で他界、天涯孤独になってしまった。
荒んだ日々-入り浸りになっている歌舞伎町のバーで飲んだくれていると聞こえてきたのが藤圭子の「新宿の女」と「圭子の夢は夜ひらく」だった。
♪前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た…♪1から10まで馬鹿でした 馬鹿に未練はないけれど 忘れられない奴ばかり…あのハスキーな声に酔いしれた。
一度、取材でお会いした藤圭子さんが自殺した。何があったのか?死を選んだのには訳がある。何故か?詳しい訳は知りたくない。夢を抱いていたいからだ。
13日には漫画家の佐渡川準さんが茨城県の公園で自殺した。新人まんが賞の受賞者である。なんで死に急ぐのか?
「死ぬ気になれば何でも出来る」「死んで花実が咲くものか」と言うが、人生最大の決心がそうさせるのだから誰にも止めることはできない。それにしても自殺は残酷だ。
警察庁がまとめた今年7月までの全国の自殺者は1万6517人。男性が圧倒的に多く1万1475人、女性が5042人だった。
都道府県別では東京1676人、神奈川952人、愛知943人、大阪898人、埼玉867人と都市部に多い。人工密度が多い割りには孤独な人も多いのかなあ…人間関係の希薄さか?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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