警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日単位・レベル)
えっ!もしかしたら蛇頭?
【治安つぶやき】
20日午前2時過ぎ、札幌市南区の「大友観光開発」会長宅に3人組の男が押し入り、会長と家政婦2人の計3人を粘着テープで縛り、金庫にあった1000万円以上の現金を奪って逃走する強盗事件があった。
3人組の1人は片言の日本語を話していたことから警察は強盗犯の中に外国人が含まれている可能性もあるとみている=読売新聞電子版
平成10年代に日本各地の資産家を狙った中国人のマフィア「蛇頭」組織の犯行を思い出す。今回の事件は平成13年4月に山形県羽黒町や3月に新潟県柏崎市で発生した強盗事件に酷似しているからだ。
柏崎の事件は建設会社社長宅に4、5人の男が侵入し、大学生の三女を目隠したうえ粘着テープで縛り、腕時計など2550万円を強奪した。
同様事件は平成11年ごろから首都圏を中心に続発した。不法入国した中国人の蛇頭が、給料日など現金が入る日を狙って会社経営者など資産家を狙った。13年ごろになると首都圏から地方に拡大。日本の暴力団が情報役になったり運転役、さらには地理案内を務めていた事案もあった。
警察の警戒が厳しくなるばかりでなく、情報屋の情報量が減り、困った暴力団が嘘の情報を提供したことから減少。その後、ピッキング盗事件に移行した。
今、蛇頭なんていう組織名はとんと聞かない。しかし、当時のルートが残っていないとは断言できない。蛇頭に変わる新たなマフィアか?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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