警視庁体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日単位・レベル)
真実を知りたい
【治安つぶやき】
山口県周南市の集落で住民5人が殺害された殺人・放火事件の重要参考人が依然として行方が分からない。何が原因でこんな残忍な事件が起きたのか。警察はしっかり検証して真実を明らかにしてほしい。
参考人は2年前に警察に相談に行っている。その内容は「悪口を言われて孤立している」だった。近隣トラブルの一種だ。何よりも見過ごしてはならなかったのが、「つけ火して煙喜ぶ田舎者」の貼り紙だ。報道によると、5、6年前に今回の事件の被害者宅で不審火があった。貼り紙はその後で貼られたものだという。警察への相談と合わせてこれは大きなシグナルだった。
不審火は放火の可能性がある。わずか8世帯の集落。当然、管轄する交番なり駐在の見極めが必要だ。その貼り紙に注目しなければならない。不審火-貼り紙-近隣問題での相談。この流れを警察はどう処理したのか?。
参考人は不審な行動をとったりトラブルを起こした事で孤立したのか?わずか8世帯で無視されれば〝村八分〟に等しい。村八分は古来からある社会的制裁。現代は政治学的に悦脱した行為とされ、新潟地裁の判例もそう判断している。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
新連載小説「警視庁公安部」
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⑥ 犯罪史上最大級の捜査本部
けん銃発砲事件のあった東京都杉並区西荻北(東京事件)と大阪府西成区中開のオウム真理教関連施設(大阪事件)から発見された弾は口径〇・三八インチの硬鉛弾丸。双方で鑑定を進めた結果、六月中旬になって線条痕がほぼ一致した。
それは七月に入ってすぐだった。前月の六月二十七日に広島市東区光町の広島県教組事務局にけん銃が撃ち込まれた事件(広島事件)で防犯ビデオに不審人物と不審車両が映っていることが広島県警によって突き止められた。
県警が目撃者の情報などをもとに確認した結果、東区の事件現場周辺の防犯ビデオに映っていた男が目撃情報と一致。さらに光町二丁目の防犯ビデオには犯行のあった時刻の直後に、県教組の入っているビル周辺の路上から急発進する黒っぽい乗用車が映っていた。
車内には複数の男が乗っていたが、運転する男の人相と現場周辺で別の防犯カメラに写っていた男の特徴がピタリと一致。ほぼ同一人物で間違いないことが分かった。
車は黒っぽいセダン型の乗用車で関西方面のナンバーだったことも判明した。同県警がこの車両の追跡捜査を進めた結果、車はニッサンシーマで所有者は服部達也(仮名)という人物だった。
さらに、六月十三日午後九時十分ごろ発生した大阪事件の関連捜査では、同日午後、国道43号線を東の方向から進行してきたニッサンシーマが突然停車。車から降りてきた男が立ち小便しているのを大阪府警の警察官が確認。ナンバー照会した結果、所有者は兵庫県姫路市別所町に済む服部達也(仮名)であることが記録されていた。
服部は日本レジンのインターネットホームページにアップされている刀剣友の会・日本人の会のメンバーで平成十三年五月二十六日に村井らとともに尖閣諸島に上陸している。
一方、刀剣友の会の会員の携帯通話記録の分析とカードを捜査していた警視庁は村井らが不思議な行動をとっている事に注目した。
村井をはじめとする刀剣友の会関係者の差し押さえた通話記録を時系列に組み替えて整理した結果、犯行前後の通話状況が明らかにされた。
それによると東京、大阪、広島の事件はなぜか、刀剣友の会が主宰する刀剣まつりの開催地とその近県で発生しており、その発信地域が犯行時間に合わせたように移動していることが判明した。
カード捜査によると東京事件では平成十五年五月二十八日と事件当日の二十九日は千葉県木更津市に宿泊しており、宿泊者は村井のほか犯行時に運転を担当していた中林隆三、車の所有者の野口ら四人。携帯記録からは発信地域が東京ー木更津間で移動していることが判明した。
大阪事件では当日、大阪市内に宿泊し市内を転々と移動している。宿泊者は村井のほか中林、野口の三人。広島事件のあった前日の二十六日は岡山県倉敷市内に村井、中林、麻生孝一ら四人が泊まり、事件日に広島市内に移動している。これらを裏付けるためETC捜査も実施された。
警察庁は警視庁や大阪府警、広島県警のそれぞれの捜査情報を分析した結果、刀剣友の会と東京、大阪、広島の事件は繋がりがある可能性が強くなったと判断した。
しかし、証拠に乏しいことから、さらに裏付け捜査が必要として十月十四日、東京都杉並区の荻窪警察署の警視庁の共同捜査本部を合同捜査本部に格上げし、刀剣友の会の実態解明と一連の事件の検挙に向けた捜査態勢を固めた。
合同捜査本部に加えられたのは警視庁、新潟県警、岐阜県警、愛知県警、大阪府警、兵庫県警、岡山県警、広島県警、福岡県警の九都府県警。本部長には警視庁公安部長の伊藤辰夫(仮名)が就任した。伊藤はこの年の八月に公安部長になったばかりだった。
この捜査本部は建国義勇軍の銃砲刀剣類所持等取締法違反と器物損壊事件の捜査に関し警察法六一条の二、第一項に基づき本部に所属する職員は「協定警察職員」として本部長が指揮を行うことができる。
協定事件は朝鮮総連中央本部(東京)や社民党に対する実包同封の脅迫事件のほか、東京と大阪のオウム真理教施設に対する発砲事件、広島県教祖事件、朝鮮総連新潟県本部やハナ信金に対する爆発物取締罰則違反事件、外務省審議官や自民党議員に対する実包同封事件など十三事件。
伊藤本部長の指揮により、各県警は刀剣友の会が主宰する刀剣まつりの地元関係者や日本レジン名義で申し込みのあった宿泊先の従業員に対する聞き込み捜査。設置された爆発類似物の微物鑑定や犯行声明の声紋の分析など証拠化を図る捜査を進めた。つづく
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