警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日単位レベル)
犯人にされたり被害者になったり
【治安つぶやき】
警視庁によると昨年の東京都内での万引きによる検挙者数は約1万3500人で、前の年より8%減ったのに対して65歳以上の高齢者は、前年より55人増え3321人と全体の24.5%を占めたという。警視庁が統計を取り始めた平成元年以降、初めて20歳未満の少年の割合を上回った=NHK
これは全国的にも同じような現象がおきている。警察庁によると昨年、全国の認知件数は13万4876件で検挙人員は9万3079人。うち少年の割合が21.1%で過去10年間で最も少ない割合だった。
これに対して65歳以上の高齢者は2万8673人もおり、過去10年間で最悪の数字で割合も年々高くなっている。
一方、振り込め詐欺の被害者の最も多いのは70歳以上の女性で全体の41.9%、同男性が21.1%を占めた。
お年寄りが犯罪者になったり、一方では犯罪被害者にもなる時代。このアンバランスをどうするか?いずれにも該当するのは行政だ。お年寄りの孤独感を減らし、タンス預金しなければならない金融事情を改善することが望ましい。警察だけに頼るんじゃない
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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