警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(15、16日単位・レベル)
強盗事件検挙率
【治安つぶやき】
このところ強盗事件が相次いで検挙されている。7月11日には東京・福生市のパチンコ店の景品交換所に刃物を持った男が押し入り、現金約100万円を奪った事件で32歳の無職の男が警視庁に逮捕さた。
男は今年5月5日の深夜、福生市本町のパチンコ店の景品交換所に包丁を持って押し入り、女性従業員(70)の顔を殴り、金庫から現金106万円余りを奪って逃走していた。
今月に入って神奈川県警は21歳の男ら3人を強盗容疑で逮捕した。同県内では横須賀市のトンネルで18歳の女性が財布を奪われたほか、逗子市や横浜市でも同様の事件が7件も相次いでいた。県警では関連を調べている。
警察庁によると今年に入って6月までに全国で発生した強盗事件は1706件で前年同期より181件減少した。一方全国平均の検挙率は63.4%で比較的高い水準で推移している。
京都府警が83.3%の検挙率を誇るほか低いところでは山梨県の36.4%や佐賀県警の33.3%などまだ低い検挙率のところもあり、今後の奮起を期待したい。
14日夜には東京・北区豊島の路上で、買い物から帰宅途中の75歳の女性が後ろから来た男に首にナイフのようなものを突きつけられ、現金約1万円などが入ったショルダーバッグを奪われた。
警視庁の強盗事件の検挙率は72.0%。徹底検挙に期待したい。
「検挙に勝る防犯はなし」
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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