警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日単位・レベル)
行政の責任だ
【治安つぶやき】
静岡県の松崎町で主婦たちが地元の食材を使って食堂を経営しているが今度は、お年寄りへの弁当の宅配を始める。コミュニケーションづくりが目的という。
弁当の宅配と言えば、ファミリーマートが昨年の12月からお年寄り宅に弁当をはじめ日用品を安価で宅配する事業を始めた。鹿児島市から始まり東京・豊島区や文京区、愛知県から岡山県など5年間で全国に拡大するという。
最大の目的は「物」を売るだけでなく、お年寄りとのコミュニケーションづくりが最大の狙いだとう。
高齢化社会を迎える日本。そのお年寄りを狙った振り込め詐欺は今年5月までの警察庁のまとめによると認知件数は3429件で被害額は実に89億円を超えている。
なかでも70歳以上の高齢者の被害は全体の64.3%を占め、オレオレ詐欺にいたっては7割以上が70歳以上の高齢者だ。被害に遭っても恥ずかしいと言って届け出ないお年寄りもいる。
こうした独居老人を含めてお年寄りへの心の通う世の中の仕組みができないものか?
それをやるのは民間ではない。行政だ。警察は見回り隊などで必至に対処しているが減るどろか増えている。なぜなら面会に応じないお年寄りもいるからだ。
その意味で、必需品の食事と日用品の宅配は素晴らしいアイディアである。しかも毎日、顔を合わせることもできる。お金持ちのお年寄りも多いが、行政はただ金をばらまくのではなく、年金の一部を弁当や日用品などの「物」で支給する宅配制度などのアイディアを持てないものか?
東京町田市で27日午前3時ころコンビニにカッターナイフを持った男が押し入り現金5万円が奪われる強盗事件があった。それでも
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
新連載小説「警視庁公安部」
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