警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日単位・レベル)
なんと検挙率100%も
【治安つぶやき】
東京都練馬区の路上で帰宅途中の女性(35)にバイクで近づき、バッグをひったくったとして、警視庁石神井署は窃盗の疑いで、埼玉県新座市本多の33歳の会社員を逮捕した。
容疑を否認しているというが、現場周辺の防犯カメラにバイクのナンバーが写っており、決め手となったようだ。隣接する西東京市や武蔵野市で2月中旬以降、同様の手口で計7件発生。被害総額は約80万にのぼる。
警察庁によると今年6月までのひったくり犯の認知件数は3897件で検挙率は47.1%だった。認知件数のトップは大阪府の732件、神奈川県の479件、千葉県の428件、埼玉県の417件、東京都の383件と続いた。
検挙率は大阪が20.4%、神奈川が27.8%、千葉が35.5%、埼玉がなんと107%で東京も96.1%だった。
ひったくり事件が発生するたびに思うことがある。例の防災無線の活用だ。「ただいまひったくり事件が発生しました。逃げているオートバイは黒、男は紺色のジャンパーに赤ヘルを着用しています」こんな情報をリアルタイムで流されればひったくりなんてできない。ところが、流すと地域住民が「うるさい」と苦情を言うそうだ。
夜の夜中に流せと言っているのではない。被害に遭いやすい夕方を言っているんだ。「うるさい」と言う被害者は捜査する必要はない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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