警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日単位・レベル)
警視庁穴掘り班
【治安つぶやき】
今年2月から行方不明になっていた大阪府の69歳の女性は殺害され山中に埋められていた事件で知人の女ら3人が逮捕された。
極端だが日本の地中にはどのぐらいの死体が埋められているか分からない。
自分が警視庁捜査1課を担当しているころ、行方不明者を捜査して遺体を発見、犯人を逮捕する専門部署があった。通称〝穴掘り班〟。
地道な捜査を続け、犯人にたどり着いて「死体を埋めたのはここです」と指を指させて遺体があれば逮捕できるという時間のかかる捜査。年に1、2件解決できれば上できだった。
警察庁によると家出人捜索願いが出される行方不明者は、年々、減少しているものの平成24年は8万1111人。男性が多く5万2187人で全体の64.3%を占めた。年齢別では10代が1万9300人で23.8%。次いで70歳以上が1万4228人と2位だった。
原因動機別で最も多かったのは「その他」を除いて家庭関係が20.0%を占める1万7863人。次いで疾病関係が1万5393人で19.0%。事業職業関係は8624人。問題は疾病関係の中に認知症が9607人もおり、高齢化時代の到来を告げている。
一方、家出人捜索願いが出ているうち所在が確認されたのは5万1007人だった。
10代が家出すると渋谷などの繁華街でぶらぶらしている例もあるが、中年の中にはホームレスとなっている人が多いと聞く。家庭関係の家出が多いのは家族関係の崩壊だ。そう言えば家族、親族が関係する殺人事件が多くなっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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