警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(28、29日単位・レベル)
登下校の子供を救え
【治安つぶやき】
28日午後、東京・練馬区の小学校の正門付近で下校途中の1年生男児3人が男に刃物で首などを切りつけられる事件が発生した。小学校は集団下校するなど騒然となった。
男は車で逃走したが事件発生から50分後に10キロ離れた埼玉県三芳町で逮捕された。
子供たちを救ったのは71歳の交通安全指導員だった。現場を目撃した指導員は、持っていた交通安全旗で犯人に抵抗。子供たちを襲撃から守った。
さらに現場を目撃した女性が車で追跡し、ナンバーを通報するなど民間人の協力があった。さらに警視庁と埼玉県警の連携も見事だった。
犯人は現場近くに住む47歳の男で車内からは刃渡り9センチの果物ナイフが見つかった。事件にはならないが子供対象の事犯はこれだけではない。
28日には国分寺市で帰宅途中の生徒が男に身体を触られたほか、26日には三鷹市、調布市内、24日には武蔵野市内でも身体を触られている。いずれも30代の男だという。
また22日には狛江市内で20代の男に声をかけられた生徒がいるなど都内では下校中の児童生徒に対する声かけや身体を触られる事犯が相次いでいる。
地域住民あげて子供たちの登下校を見守る必要がある。
こんな状態だから首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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