警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日単位・レベル)
どうする少年犯罪
【治安つぶやき】
29日の午後6時からテレビ朝日の「人生の楽園」を見た。静岡県裾野市で自然を大切に余生を送るお年寄りの話だった。
番組の中で、蛍の舞う自然を大切にするため子供たちと田植えをしたり自然を楽しみながら生きるお年寄りが紹介された。
その中で屈託のない笑顔で自然の生き物と戯れる子供たちの姿に少年時代を思い出した。命の大切さを自然の中で学んだものだった。
そして現代-16歳の中学2年生の男子生徒が、同じクラスの生徒をナイフで刺して逃走。さらに、タクシー強盗事件にも関与した。動機は「授業中に後ろからちぎった消しゴムをぶつけられたから」という単純なものだった。
埼玉県八潮市では下校中の小学生らが次々に首を絞められ「殺す」と脅していた中学1年生(12)が補導された。
また、同級生に集団で暴行を加えたとして、兵庫県内の中学校3年の男子生徒4人(いずれも14歳)が逮捕された。
動画投稿サイトの「You Tube」に「新宿駅で人を殺すのと大阪駅で人を殺すのと博多駅で人を殺すの、どこにしてほしいですかね」などと書き込んだ17歳の少年が警視庁に逮捕された。
消しゴムをぶっつけられたと簡単に人を刺し強盗までした少年。路上で首を絞めた中学生。集団暴行の14歳の子供達。投稿サイトに殺人予告した少年…罪の意識があるのだろうか疑問だ。
ゲームに夢中になっている子供が多いと聞く。画面で人を殺しても痛くも痒くもない。逆に本人たちには「爽快感」が残る。これら少年が生まれる背景は何か?自然を慈しみ命の大切さを教える教育、社会環境は何処にいってしまったのか…
警察庁によると今年5月まで刑法犯で検挙された少年は2万2251人で前年同期に比べて3202人の減少だが、殺人事件では前年同期より13人も多い24人。このほかにも暴行・傷害などの粗暴犯で127人増え3008人。中でも傷害事件は1927人で58人の増となるなど荒れる少年が多くなっている。全て大人の責任だ。
東京練馬の男児切りつけ事件も民間人の協力で解決したこともあり首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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