警視庁体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日単位・レベル)
警察は変わるのか
【治安つぶやき】
警察が変わろうとしている。インターネットバンキング利用者のIDやパスワードが盗まれる事件などが急増していることから、警察庁は警視庁や10道府県警から専門の捜査員を集め、「サイバー犯罪特別対処班」を警視庁サイバー犯罪対策課に新設することを決めた。
産経新聞によると、被害者の居住地や送金先が都県境を越える一方、大手金融機関の多くが東京都内にあり警視庁に捜査が集中しているため、警視庁の負担を軽るくするのと各警察の連携を強化するのが狙い。
東日本大震災では機動隊や捜査部門などが岩手や宮城、福島の被災地に応援派遣されたほか、福岡県の暴力団取り締まりでも警視庁などの捜査員が応援のため派遣されている。
古くは、オウム真理教の上九一色村施設の捜索や浅間山荘立て籠もり事件では警視庁の機動隊員が活躍している。
このように犯罪のグローバル化や広域化には柔軟に対応しているが、今後は道州制導入の動きもあり、これまでの都道府県警察制度は崩れる可能性も出ている。そうしたなかで、このような都県境を越えた捜査体勢の確立は歓迎すべきだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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