警視庁管内体感治安
首都東京体感治安(20、21日単位・レベル)
貴重な税金だ
【治安つぶやき】
大麻取締法違反で逮捕され服役後に無収入を装って難民保護費を不正受給していたナイジェリア国籍の男が19日、警視庁に逮捕された。
5月には東京・歌舞伎町で売り上げ1億円以上もある韓国人クラブの経営者が、無収入を装って生活保護費を受給していたとして警視庁に逮捕された。
4月には生活保護受給者の入居施設を運営する会社社長らが入居者の生活保護費を着服した疑いで警視庁に逮捕されたが、この金が山口組系組員に流れていた。
また同月には一定の収入があるのにもかかわらず2年間にわたり不正受給していた54歳と47歳の夫婦が警視庁に逮捕されている。
このほかパキスタン国籍の男と義弟が、派遣会社に勤務しながら無収入と偽り、不正受給したとして、神奈川県警に逮捕されるなど、生活保護費の不正受給が後を絶たない。
こんな不正に業を煮やした兵庫県小野市が、生活保護を受けている人がパチンコで浪費しているのを見た-など不正な受給者を見つけた場合は、通報することなどを定めた福祉給付制度適正化条例を制定させた。
厚労省によると平成23年の全国の不正受給件数は3万5568件(前年度比1万213件増)、金額は173億1299万円(同44億3874万円増)に上り、過去最悪を更新した。
このため厚労省は昨年8月、社会保障制度の改革に乗り出し、逮捕者を厳格に処罰すほか受給者には就労促進をするという。
法律を厳しくするだけでは防げない。プライバシーなんて言っていないで生活の中にドンドン立ち入り、二重にも三重にもチェックを厳重にすることだ。役所には国民の血の滲む税金をチェックする義務がある。警察だけでは防げない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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