警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日単位・レベル)
時代は変わったね
【治安つぶやき】
サッカー日本代表がW杯への出場を決めた4日の夜、東京渋谷の交差点が規制されるとしてテレビなどは朝から大暴れする若者の映像を流すなどして大騒ぎ。
当然、乱闘服にジュラルミンの盾を持った第9機動隊あたりが出動するものと思っていた。
夜になると警備の警察官は通常の制服で警備していた。中継ではサポーターに囲まれるタクシーなどの映像もあり、一時は「どうなるんだろう」と心配していた。
ところが大きな混乱もなく渋谷の夜はふけていった。その大きな要因となったのが、なんとユーモアたっぷり誘導した警察官の功績だったという。
そしてネットでは大変な話題に… 書き込みもまるで中継を見るようなリアルさだった。「今ここにいる皆さんが日本代表のチームメイトです!仲間の言う事を聞きましょう!おまわりさんも心の中ではW杯出場を喜んでいるんです。おまわりさんもこんな夜におこりたくはありません。さあ皆さん手を上げて横断歩道わたれますかー??」…
「日本代表おめでとうござます!」「ご声援ありがとうございます!」「ここにいる皆さんは日本代表のチームメイトです!どうか駅の方向に進んでください!」「お巡りさんも怒りたくはありません」「お巡りさんも本当は日本代表を喜んでいるのです。ですからどうか言う事を聞いてください」「そこの方!肩車は危険ですよォ!」…
お祭り騒ぎの若者に自制を求める警察官が機動隊の指揮車の上から拡声器で呼びかけ、渋谷に集まった若者たちの注目を集めたという。
そして8日の産経新聞社会面に「DJポリスに警視総監賞授与へ」の記事。
どうも、60年安保や70年安保を経験している者から言うと、考えられないソフト警備になったものだ。
反原発のデモ隊が国会を取り巻いているという。警察庁の幹部に「昔なら都公安条例違反でパクっているが、生ぬるいのではないか」と文句を言ったことがあった。返ってきた言葉は「今、そんな時代ではないんですよ」
もう古い人間になってしまった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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