冷凍庫遺体、捜査で発見の骨は別の不明女性(30日)読売
福井県大野市の九頭竜湖で昨年、冷凍庫から愛知県一宮市の飲食店員森岡まどかさん(当時27歳)の他殺体が見つかった事件で、愛知県警が別の場所で見つけた骨が、森岡さんに対する殺人罪などで起訴された岐阜県美濃加茂市、中古車販売業林圭二被告(40)の知人で、行方不明になっている愛知県小牧市の元飲食店員の女性(29)のものと判明したことが愛知県警のDNA鑑定でわかった。
捜査関係者が明らかにした。
この女性は愛知県春日井市の飲食店で勤務していた2003年頃に林被告と知り合い、一時同居したが、09年7月頃から行方が分からなくなったという。
林被告は、11年11月に森岡さんを殺害したとして岐阜県富加町、トラック運転手渡辺智由被告(35)とともに起訴されたが、捜査関係者によると、渡辺被告は林被告の知人女性について「遺体を切断し、愛知県や岐阜県、長野県などに捨てた」と供述。愛知県警は両被告の自宅などを捜索し、3月上旬、人骨の破片を発見していた。