県管理の緑地帯にケシ20本(1日)共同
広島市南区出汐2丁目の広島県管理の緑地帯に、あへん法で栽培が禁じられている種類のケシが生えているのを、同区の写真家男性(47)が見つけ30日、広島南署に届け出た。同署はアツミゲシ約20本を確認し、同日中に全て抜き取った。
広島南署などによると、アツミゲシは、被爆建物の旧広島陸軍被服支廠(ししょう)近くの緑地帯に、約30メートルにわたって生えていた。自生した可能性が高い。男性が29日午前中に花をデジタルカメラで撮影し、帰宅後に品種を調べて分かったという。
アツミゲシはあへんやモルヒネの原料となるため、栽培が禁止されている。草丈は50~100センチで、4月ごろから薄紫や赤い花を咲かせる。県薬務課によると、動物や風に種子が運ばれるなどして自生する。違法と知らずに育てる人もいるという。
厚生労働省は4~6月を「自生けし撲滅運動」の期間と定めている。県薬務課が期間中、県内各地で確認されたケシを抜き取っており、2010年度は8万6600本、11年度は6万6283本、12年度は3万3132本を取り除いた。
« 男児転落のコースター、経営会社を家宅捜索 福井県警 過去に事故2件(1日)産経イザ | トップページ | 白河で乳児置き去り 女性、コンビニに預け姿消す(1日)福島民報 »
「薬物事犯(覚せい剤、大麻等)」カテゴリの記事
- 「大麻リキッド」押収量急増 手軽に吸引、若者にまん延―強い幻覚作用、危険性高く(18日)時事(2021.01.18)
- 大麻「使用罪」の導入議論 若者へのまん延抑止へ(13日)日経(2021.01.13)
- 【独自】覚醒剤所持で逮捕のシュプリーム代表取締役 使用で追送致(5日)TBS(2021.01.05)
- 大麻所持で大学生の男3人逮捕 尼崎南署(23日)産経(2020.12.23)
- シュプリーム取締役逮捕 覚醒剤所持容疑、警視庁(23日)共同(2020.12.23)
« 男児転落のコースター、経営会社を家宅捜索 福井県警 過去に事故2件(1日)産経イザ | トップページ | 白河で乳児置き去り 女性、コンビニに預け姿消す(1日)福島民報 »
最近のコメント