警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(15、16日単位・レベル)
損害賠償保険の義務づけを
【治安つぶやき】
14日午後4時ごろ埼玉県蓮田市の市道で、16歳の高校2年の男子生徒の自転車と71歳の男性が乗った自転車同士が出合い頭に衝突。71歳の男性が死亡する事故があった。
自転車が関与する死亡事故は減少傾向にあるが、警察庁によると今年3月末まで全国で死亡した人数は132人。なかでも65歳以上の高齢者は81人で全体の14.7%を占めた。平成24年の年間死者数は563人で前年より減少したが、今年3月まででは増加傾向が見られる。
ところで昨今、朝夕歩いていて自転車の通行を見ていると「暴走行為」が余りにも目に付く。免許制度がなく、誰でも気楽に乗れることからの危機意識の薄さだろう。自動車が絡む事故が起きると多くは自動車側に損害賠償の責が出てくる。
だが、今回のように自転車同士の事故、あるいは歩行者が相手の事故の場合は自転車利用者にも損害賠償の責がでるのは当然だ。にも関わらず、自動車は自賠責保険という強制加入の保険制度(被害者救済を目的)があるのに対して自転車にはこうした制度がない。
個人が保険に加入していなければ被害者に対する賠償で人生を大きく変えることになりかねない。強制加入制度にせよ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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