警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日単位・レベル)
ひったくりに遭わないために…
【治安つぶやき】
先月28日には、横浜市磯子区で女性を狙ったミニバイクによるひったくりが約10分の間に5件発生。3月29日には名古屋市中区大須の市道で、28歳の男性会社員が、現金約200万円が入ったキャリーバッグをひったくられるなど、相変わらず「ひったくり」事犯はあとをたたない。
また先月30日未明には大阪市浪速区の路上で、18歳の女性がバックをひったくられた事件で51歳の男が逮捕された。2月に兵庫県警が逮捕したひったくり犯は27歳の男で調べに対して「ひったくりのプロ」を自称し、「絶対に捕まらない自信があった」とうそぶいているという。
警察庁によると今年3月末までの全国の認知件数は2022件で前年同期より494件減少。
発生のワースト1は大阪府の309件。以下神奈川県の304件、埼玉県の250件、東京都の190件、兵庫県の118件と続く。大阪府はワースト1だが、前年同期より133件も減らしている。東京都も105件減らしており合わせると全国の減少件数の約半分を占める。
東京が大幅に減少した背景には検挙活動がある。全国の検挙率43.7%に対して東京は前年同期より24.3ポイントをアップして62.6%だった。
逆に認知件数0だったのは、青森、秋田、新潟、鳥取、徳島県。
兵庫県警が検挙した犯人の供述によると、狙いやすいのは帯電話を片手に話しながら歩いている人は、警戒心が無いから最高に狙いやすいという。
さらに、銀行のATMから出てきた人は大金を持っているので狙い目。中年以上の女性で、小綺麗な服装をしてブランド品や宝石を身につけて歩いていれば金持ちとひと目で分かるので特にチャンスだという。
直線道路で人通りが少ない場所は危険なので、バイクの音が聞こえた場合は後ろを振り返るのも効果的です。
最近は防犯カメラの映像を公開する警察が多くなっており、今後さらなる抑止効果に期待したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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