警視庁「本職さん」ゆるさがツボ ツイッターで反響(20日)朝日
【丹治吉順】「紅茶をいただきます…」
何げないツイッター投稿ですが、警視庁犯罪抑止対策本部(@mpd_yokushi)なら話は別。リツイート(転載)は百を超えました。人気刑事ドラマ「相棒」の紅茶通の主人公を連想させたからです。「紅茶を飲んだだけでこれほど喜ばれるとは思いませんでした。警察官をやっていてよかったです…」と続けると、「和んだ」などの反響が相次ぎました。
いわゆる「中の人」と呼ばれるツイッターの担当者は、同本部調査分析担当の中村健児さん。昨年11月の振り込め詐欺撲滅月間に開設し、当初は被害通報情報などの機械的発信が中心でした。でもフォロワーが伸びず、上司にも「つまらない」と指摘されたため、個人的な書き込みも始めました。
「みかんの汁がズボンに落ちました…」「二桁の足し算を間違えて訂正印を求められた心の傷を紅茶で癒(いや)しております」など真面目ゆるい内容で人気集中、「本職さん」という愛称が定着しました。「みかんズボン事件が『本職』の性格を決めたようです」と中村さん。「相棒」も見たことがなく、予想外の展開続きだったとか。
転機は3月。警察という組織の中で個人的な発信をしていることが内外から問題視され、中止を表明します。が、報告を聞いた上司は「つらい思いをさせてすまなかった」とねぎらい、ツイッターでも「やめないで」という声が続きました。「本当にうれしかった」そうです。組織として改めて運用ポリシーを決定し直して正式に再開。フォロワーは今3万人超です。詳細は以下をクリック
http://www.asahi.com/national/update/0418/TKY201304180371.html
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