社長不明:元組員、社長に金銭要求…不明経緯、安否把握か(9日)毎日
今年1月から行方不明になっている東京都台東区の訪問介護サービス会社の男性社長(48)について、指定暴力団元組員の男が昨秋、探偵業者に身辺調査を依頼していたことが捜査関係者への取材で分かった。元組員は40代で、社長のかつての仕事仲間だった。社長と金銭トラブルを抱えていたといい、警視庁上野署は元組員が社長の安否を知っている可能性があるとみて行方を追っている。
捜査関係者などによると、元組員は昨年10月ごろ、都内の探偵業者に社長の1日の行動パターンを調べるよう依頼。業者は社長を尾行し、通勤経路などを調べて元組員に報告したという。
社長は今年1月26日午後8時半ごろ、会社近くの台東区東上野3の路上で複数の男に白いワゴン車に押し込まれるのを目撃され、現場には上着のフードやキーケースなどが落ちていた。目撃情報によるとスタンガンのようなものを押しつけられていたという。ワゴン車は墨田区方面に向かったとみられる。
元組員は事件直後から行方が分からなくなっているという。
社長と元組員は1990年代後半、一緒に貸金業を営んでいたが、元組員は覚醒剤密売事件に関与したとして服役した。社長はその後、訪問介護サービス会社を設立。訪問入浴介護サービスや介護タクシーのコールセンター運営などを手がけ、特にコールセンター運営では1都7県計162のタクシー業者が参入するまで事業を拡大した。
しかし、出所した元組員が「服役していた間の取り分をよこせ」と2011年ごろから億単位の金銭を要求。元組員は昨年5月に社長への恐喝未遂容疑で逮捕されたが、不起訴となり釈放されていた。その後も社長の自宅には包丁入りの封筒が届くなどの嫌がらせが続き、社長は警視庁に相談していたという。
http://mainichi.jp/select/news/20130409k0000e040216000c.html
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