警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日単位・レベル)
命を大切にしよぅよ
【治安つぶやき】
3月4日には札幌の地下鉄に高校1年の男子生徒が飛び込んで自殺。熊本県立矢部高校3年の女子生徒は「つらい学校生活」のメモを残して自殺した。こうした学校での「いじめ」が原因と思われる自殺のニュースと接する度に心が痛む。
全体的に自殺は減少傾向にあり、平成24年には15年振りに3万人を割り、2万7858人。バブル崩壊時に多かった「経済・生活」が原因の自殺が減少した事などが要因だというがそれに変わる由々しい問題がある。次世代を担う子供達の自殺だ。
警察庁によると3月に全国で自殺した人は2435人で今年に入って最悪の数字。その結果、今年の自殺数は7004人となっている。
都道府県別で最も多いのは東京都の680人、大阪府の406人、愛知県の400人、埼玉県の379人、神奈川県の376人などと続いた。少なかった1位は福井県の42人。以下徳島県の45人、佐賀県の46人、秋田県の60人など。
子供の頃、命の大切さを教えてくれたのは「おばぁちゃん」だった。桜の木を折って持ってきた自分に、「動物でも植物でも命があるんだよ」と諭されたものだった。
あの「ひなげしの花」でおなじみのアグネス・チャンも「第一に生き物を飼うことです。植物を育てることをお勧めします」と話す。
なぜ?命を粗末にするのか? 当時は学校でウサギや小鳥を飼育し、花壇にダリアなどの花を咲かることで動植物への愛情の必要性が叩き込まれた。それが今は、学問ばかりを重視し、動植物への愛情教育なんて微塵もない。結果、殺伐とした社会が誕生したのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント