警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
警察庁が新方針
【治安つぶやき】
ストーカー殺人事件が起きる度に後日報道されるのが「警察に相談していた」-
平成23年に長崎県西海市で母とその娘が殺害された事件の犯人は27歳の三重県の男。被害者の娘さんは千葉県習志野市に住んでおり、警察に相談していた。翌年に神奈川県逗子市で33歳の女性が殺害されたストーカー事件でもやはり相談していたとが明らかになっている。
問題はなんなのか?答えはひとつ。
「ストーカーの凶暴度が個人により大きな差があり、警察が相談の段階でそれを見抜けなかった」からだ。
平成24年のストーカーの認知件数は1万9920件で法制定以来最悪の数字。その対応で最も多かったのは被害防止措置の教示など「本部長の援助」で4485件。次いで「ストーカーに対する警告」が2284件と続き検挙は351件だった。殺人など凶悪な事件はこの中で「援助」や「警告」の段階で起きることが多い。
そこで、このほど警察庁が打ち出したのが、ストーカーの「危険度判定チェックリスト」だ。
毎日新聞によると、凶悪事件を起こす恐れのある人物を迅速に見分けるためのチェックリストを作成して今年度中に全国の警察が導入するという。
被害者と加害者双方の言動などから危険度を見極めて、精神治療が必要な場合は専門家に診て貰い事件の未然防止に役立てたいというのだ。期待しましょう。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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