警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日単位・レベル)
若者よ、なぜ死を急ぐ
【治安のつぶやき】
3月31日夕、金沢市大野町の金沢港大野埠頭で、自殺しないよう警察官の説得を受けていた60歳の男性が、制止を振り切って乗っていた乗用車で海に飛び込び、病院で死亡が確認された。家族から自殺のおそれがあると届け出が出ていた。
同16日には山梨県道志村の道志川で2人の遺体が発見された。通報を受けた警察が現場近くでひとりの女を保護した。発見された遺体はこの女の知人で、自殺関与の疑いで逮捕された。
5日には福岡市南区野間のマンションで、39歳の男性がけん銃自殺した。
警察庁によると今年に入り3月までの自殺者数は6987人。男性が4894人で女性の2093人の2倍だったという。最も自殺者が多いのは東京都で678人。以下、大阪府404人、愛知県400人、埼玉県379人、神奈川県368人の順だった。
自殺は減少傾向にあり、昨年は年間自殺者数が、平成10年以来、10年振りに3万人を割っている。しかも全ての年代で減少しており、中でも30歳代が15.1%も減ったという。
しかし、イジメなどが原因で小、中、高校生など若年者の自殺があることも事実。これは大人の責任であり、深刻に受け止めなければならない。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント