警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日単位・レベル)
春の交通安全運動
【治安つぶやき】
6日から15日まで全国春の交通安全運動が始まる。今回の運動の基本は、「子どもと高齢者の交通事故防止」です。
この時期になると思い出すことがある。あれは昭和の時代で、カメラマンの時だった。始業式の当日、東京下町で、ピッカピッカの1年生が事故に遭い死亡した。仲良しの友達と2人で手をとりあって登校していた。途中、青信号から黄信号に変わり、チカチカが始まっていた。1人の子は、途中赤になったにもかかわらず強引に横断歩道を渡りきった。もう1人の子は「信号無視しちゃだめ!止めなさい」と言って渡らなかった。ところがこの信号を守った子が暴走トラックに巻き込まれて死亡した。信号を無理して渡った子は助かるという悲惨な事故だった。
警察庁のまとめによると、今年3月30日現在の全国における死者数は1007人。前年同期より35人の増で、1000人を超えたのは昨年より3日も早いペースだという。累計で増えたのは静岡県の15人、栃木と鹿児島県の14人、福井県の13人、兵庫県の9人と続いた。逆に減少したのは大阪府の-12人、岡山県と群馬県の-10人、福岡県の-8人、岩手県の-8人など。
多い県もそうでない県も新学期に悲しい死亡事故のないよう祈りたいものである。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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