警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日単位・レベル)
あ~ぁお手上げか!
【治安つぶやき】
「自然エネルギー会社の社債を買えば1.3倍で買い取る」と言われて東京・西東京市に住む76歳の女性が1400万円を騙しとられていたことが、このほど分かった。
北海道の旭川市の73歳の女性は、ウズベキスタン紙幣の購入を持ちかけられ、2000万円を騙しとられた。
警察庁が特殊詐欺と呼ぶうちの「金融商品取引等名目の詐欺」で、今年に入って2月まで全国で300件の認知件数があり、実質的な被害額は21億8551万1640円にのぼる。前年同期より1億8517万4373円増加した。
やはりオレオレ詐欺同様に被害は高齢者に多い。この詐欺だと、怪しまれても「投資しているんですよ」と言われれば、疑いも少なくてすむのだろう。小口で数回に分けれれば、なおさらだ。
取り締まりが追いつかないというのは、犯人の知恵が上回っていることだろう。
そしてついに、「詐欺被害を救済する」口述が登場した。警視庁が摘発したのだが、福岡県に住む77歳の男性に「振り込め詐欺などの被害に遭った方に被害金を分配します。会社員になれば返金されます」ともちかけ200万円を騙しとったとして埼玉県内の27歳の男ら2人が逮捕された。相手の弱みにつけ込む卑劣な手口で、警視庁は1億円以上を騙しとったとみている。
全国の警察はこうした詐欺を「特殊詐欺」と位置づけて取り締まりに躍起になっているが全体の実質的被害額は2月までで54億4583万円にのぼる。
54億円と言えば、あの普天間基地問題で揺れる沖縄県宜野湾市の平成24年の地方交付税、54億8987万円に匹敵する金額だ。国民みんなが真剣に考える必要がある。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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