警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
SATと合わせて国防の中核に…
【治安つふぶやき】
3月14日の本欄でサイバー犯罪の捜査体勢の甘さを指摘した。「警視庁にはサイバー犯罪対策課、大阪府警にはサイバー犯罪推進部、北海道警察には生活安全部の中に係として存在するが国境を越える犯罪なのに全国的に体勢が弱い」と…
ところが同28日になって警察庁は13都道府県警に「サイバー捜査隊」の設置を発表した。小欄はそんな情報を事前に持ち合わせていなかったため、恥をかいてしまった。
警察庁によると設置されるのは「サイバー攻撃特別捜査隊」で、北海道、宮城、警視庁、茨城、埼玉、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、香川、福岡で140人体勢だという。主な仕事は、サイバー攻撃に対する警備情報の収集に加えてサイバー攻撃に関する警備犯罪の予防、サイバー犯罪の警備捜査などだ。公安部主体の捜査隊-なるほど…
捜査員には警備情報の収集や警備犯罪の捜査の経験者を充てるほか、情報通信と生活安全部門との人事交流を行う。さらに「財務捜査官」並に民間の技術者の中途採用の実施。英国をはじめ中国、韓国、ロシアなどの語学力のある捜査員を登用するという。
国際テロなどに対する守りでは世界的なレベルにあるSAT(特殊急襲部隊)が存在するが、これでサイバーテロに対する予防と捜査はSAT並の体勢が組まれることになる。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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