警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日単位・レベル)
これが絆だ
【治安つぶやき】
30日、東京・西東京市で防犯講演会が開かれた。参加者はお年寄りなど約200人。主宰は西東京市の危機管理室。
地元田無警察署から振り込め詐欺や侵入盗などの対策が説明されたのをはじめ、立川市の「大山団地」の自治会の活動状況が自治会長から紹介された。
同団地は独居老人300人を含め1000人近い65歳以上の高齢者が住んでいる都内有数のマンモス団地。「個人情報保護法…」などという反対意見は1世帯もなく、1600世帯、人口4000人の全世帯が家族構成を含めた名簿を作成して共有。隣人関係の繋がりを強くしている。
具体的には高齢化が進んでいることから、独居老人の孤独死を防ぐため郵便受けの滞留物の有無や新聞の朝夕刊の購読状態を住民みんなでチェックする思いやりを強くしている。
さらに自治会長は、老人や幼児虐待を防止するため24時間体勢で情報を受けているほか、ボランティアによる昼夜間の防犯パトロールや自治会が防災リーダーを養成し、防災組織を結成するなど地域住民の安全・安心に向けた活動を展開。
自治会長が「団地内はゴミひとつ落ちていません」と胸を張るように清掃ボランティアも存在するなど自治会員の多くが、何れかのボランティアに参加できるようにしている。
特筆すべきは東日本大震災の被災者の受け入れだ。発災と同時に受け入れを表明。現在は62世帯、250人近くの被災者が住民と共に生活している。当然、団地の住民のほか青年会議所や地域の民間企業、商店の協力もあり、生活資金や物資も提供している。
「家庭や地域社会の崩壊」と言われているなかで、全住民がひとつの「輪」になって地域の安全を守っている報告を聞き「これぞ地域社会の絆であり、人の絆なんだ」と感心させられた1日だった。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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