警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日単位・レベル)
地域防犯
【治安つぶやき】
東京・武蔵野市内の電柱に、防犯を呼びかける看板がある。「不審な人には必ず声をかけましょう。ためらわず110番を」というのだ。警視庁のある幹部にこんな質問をした。「必ず声をかけよとは、理由もなく平気で人が刺される時代。素人には危険では?」
幹部からこんな言葉が返ってきた。
「何をしているんですか?と疑いの声ではなく、『どこかお探しでしょうか?』などと『お手伝いしましょうか』という声かけだ。この地域は住民がみんなで注視しているんだと知らせるだけで良い」。この言葉に自分は猜疑心が強く、いかに人間不信になっているか恥ずかしくなった。地域社会はみんなで守るものだと再認識させられた。
警察庁によると今、日本全国で自主防犯活動をしている住民ボランティア団体は4万6673団体で組織員は277万3597人いるという。
主な活動は「徒歩による防犯パトロール」が最も多く81.7%を占めた。次いで「通学路での子供の見守り」が75.8%、「危険箇所の点検」などが39.4%など…
問題は構成員の年齢。60歳代が最も多く6割を占め、30~40歳代の中年が17%台とやや少ない。
都道府県別では埼玉県が最も多く5633団体。以下、東京都の3982団体、神奈川県の3277団体、兵庫県の2389団体、愛知県の2318団体の順。
かく言う自分も、防犯の帽子を着用して〝徘徊〟している。一時、腕章を着けていたら、「トイレはどこ」「○○会社の○○支店はどこ?」など道案内ばかりだったので帽子だけにした。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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