警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
来日外国人犯罪
【治安つぶやき】
今月14日、広島県江田島市の水産会社で、社長ら2人が殺害され6人が負傷した事件の犯人は「外国人研修・技能実習制度」を利用して来日していた30歳の中国籍の男だった。また2月28日に東京・武蔵野市吉祥寺の路上で帰宅途中の22歳の女性が殺害された強盗殺人事件はルーマニアの17歳の少年と18歳の日本人少年の犯行だった。このところ、来日外国人による凶悪事件が相次いでいる。
警察庁がまとめた平成24年の来日外国人の検挙状況によると、刑法犯、特別法犯の総検挙件数は1万5368件で検挙人員は9149人。検挙件数で1904件、人員で899人とそれぞれ減少している。検挙件数は平成17年の4万7865件をピークに減少傾向にある。
刑法犯の国籍別の検挙件数ワースト1は中国人の4847件。以下ベトナムの1225件、韓国の1089件の順だった。
来日外国人の流れをみると10年前の平成14年ごろは、銃器使用の殺人事件や逃走する際に警察官に危害を加える強盗致傷事件などの凶悪事件が多く、ピッキング用具使用の侵入窃盗事件では中国人が日本の暴力団と組んで地方が犯行の場だった。
ところが、近年は暴行・傷害などの粗暴犯が増加傾向にあるほか、平成24年に摘発された地下銀行事件は24件で過去5年間で最悪の数字となった。
凶悪犯は数字的に減少傾向にあるとはいえ、血も涙もない残忍さが目立つ事件が多くなっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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