警視庁体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日単位・レベル)
大分市教委の恣意的隠蔽だ
【治安つぶやき】
フジテレビの20日の夕方のニュースで、大分市内の市立中学校剣道部で平成23年に関係者が撮影したとされる映像が流された。
剣道のコーチが防具を着用している生徒を殴ったり、蹴ったりするほか、防具をつかんでねじ伏せるなどやり放題。ヨロヨロと立ち上がる生徒をさらに足払いし、床をのたうち回る生徒…関係者が撮影した映像だ。
関係者はこの映像を市教育委員会に提出して「体罰」を訴えたが、コーチは今年5月に解任されただけで市教委は発表しなかった。
このコーチの行為は「体罰」ではなく、誰が見ても刑法の暴行罪が成立するばかりか、ケガをした生徒もいることから傷害容疑で逮捕が可能だった。
市教委に映像を提出したのは、「体罰」と受け取ったのだろう。しかし、明らかに「暴行・傷害」という刑法犯だ。なぜ?警察に告発しなかったのか、それは教育上での体罰は聖域とみる向きもあったからだろう。
問題は市教委。映像の告発を受けたなら、警察に告発して逮捕すべきだった。発表しないばかりか、最初から犯罪を隠蔽する意図が見えている。
それが今年、しかも今月20日になって朝から緊急会議を開いたというから、報道取材に気付き、慌てた会議となったのだろう。
犯罪を隠蔽した市教委の委員を、市長は厳罰に処するべきである。厳しさがないとこの種の問題は治まらない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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