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2013年2月28日 (木)

警視庁管内体感治安レベル3

首都東京体感治安(28、1日単位・レベル)
外国人少年だった
【治安つぶやき】

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 東京・武蔵野市で発生した強盗殺人事件は、ルーマニア国籍の17歳の少年ら2人による犯行と見られている。少年は女性以外の他人の財布を持っていたことから占有離脱物横領で逮捕された。
 調べに対し「仲間の18歳の少年と一緒に行動していた。人が少なくなる時間帯に1人で歩いている女性に狙いを定めていた」などと、事件について具体的な話を始めているという。
 警視庁によると平成24年4月末の都内での路上強盗事件の検挙人数は24人で、前年同期より60%増加している。東京都内の殺人事件認知件数は平成23年の数字になるが118件。うち108件を検挙しており検挙率は91.5%だった。
 一方、強盗事件は569件の認知件数に対して404件を検挙して検挙率は71.0%。都内での殺人や強盗、強姦、放火事件など凶悪犯は平成17年の1275件をピークに年々減少している。  
 今回の強盗殺人事件は「住んでみたい街」の路上での発生だけに住民に与える恐怖感は大きい。強盗が目的の殺人という凶悪化と同時に国際化という最悪の事態も明らかになった。それにしても現場周辺で犯人を確保するなど初動捜査の重要性が再認識された。
 平成24年に全国で発生した殺人事件は1030件で前年に比べて21件減少。検挙件数は963件で、検挙率は93.5%。強盗事件は3658件発生、2385件を検挙しており検挙率は68.0%。
 ちなみに殺人事件で100%を超えたのは徳島県の133.3%を筆頭に大分県の125%、茨城県の116.7%など27県に及んでいる。
 首都東京体感治安は「レベル3(イエローー)」とする。

【判定方式】

Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等     80~50 
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件           50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人                50~30
強盗殺人                50~20
連続放火              40~30
各項目に少年が絡む場合  +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。

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