「死ね」発言、ふがいない試合憤った…園田監督(1日)読売
柔道全日本女子の園田隆二監督(39)は、告発した選手に「死ね」と暴言を吐いたとされる件について、自身の発言と認めた。
意図については、「日の丸を付けて戦い、力を出し切ってほしいのに逃げてしまったので、そういう言葉をかけてしまった」と、選手のふがいない試合内容に憤った際の発言だったと釈明した。
柔道女子・園田監督が辞意「金メダル焦った」
柔道の女子選手15人が、園田隆二・全日本女子監督(39)から暴力を受けたとして日本オリンピック委員会(JOC)に告発した問題で、園田監督は31日、都内で記者会見を開き、「大変なご迷惑をおかけした。これ以上、強化に携わることは難しい」と辞意を表明し、全日本柔道連盟(全柔連)に進退伺を提出した。
また、全柔連の上村春樹会長(61)も監督責任を取り、JOCの選手強化本部長を同日付で辞任した。
園田監督は暴行に及んだ理由について、「選手が練習の中で越えられない壁を自分で作ってしまっているのを何とかしたかった。暴力の意識はなかった」と釈明した。一方で、日本の柔道界には「金メダル至上主義が間違いなくある」と認めた上で「それに向けて頑張るのが使命。焦って、急ぎすぎた」と語った。選手に対しては、「信頼関係ができていると、一方的に解釈していた。本当に申し訳ない」と謝罪した。
JOCはこの日、幹部を集めた理事・監事報告会を急きょ開き、上村強化本部長の辞任を承認した。緊急調査対策プロジェクトを発足させて関係者から聞き取り調査を実施するほか、選手からの悩みを聞く相談所の設置を決め、再発防止を目指す。(2013年2月1日01時09分 読売新聞)
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