警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(28、1日単位・レベル)
外国人少年だった
【治安つぶやき】
東京・武蔵野市で発生した強盗殺人事件は、ルーマニア国籍の17歳の少年ら2人による犯行と見られている。少年は女性以外の他人の財布を持っていたことから占有離脱物横領で逮捕された。
調べに対し「仲間の18歳の少年と一緒に行動していた。人が少なくなる時間帯に1人で歩いている女性に狙いを定めていた」などと、事件について具体的な話を始めているという。
警視庁によると平成24年4月末の都内での路上強盗事件の検挙人数は24人で、前年同期より60%増加している。東京都内の殺人事件認知件数は平成23年の数字になるが118件。うち108件を検挙しており検挙率は91.5%だった。
一方、強盗事件は569件の認知件数に対して404件を検挙して検挙率は71.0%。都内での殺人や強盗、強姦、放火事件など凶悪犯は平成17年の1275件をピークに年々減少している。
今回の強盗殺人事件は「住んでみたい街」の路上での発生だけに住民に与える恐怖感は大きい。強盗が目的の殺人という凶悪化と同時に国際化という最悪の事態も明らかになった。それにしても現場周辺で犯人を確保するなど初動捜査の重要性が再認識された。
平成24年に全国で発生した殺人事件は1030件で前年に比べて21件減少。検挙件数は963件で、検挙率は93.5%。強盗事件は3658件発生、2385件を検挙しており検挙率は68.0%。
ちなみに殺人事件で100%を超えたのは徳島県の133.3%を筆頭に大分県の125%、茨城県の116.7%など27県に及んでいる。
首都東京体感治安は「レベル3(イエローー)」とする。
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