警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
少年の凶悪犯罪増加
【治安つぶやき】23日
盛岡市の17歳になる男子高校生が父親を刃物で刺したとして22日、岩手県警盛岡東署に殺人未遂の現行犯で逮捕された。父親は軽傷。
午後11時ころ家族が110番通報したもので原因は調べ中だが実の父親を刺さなければならないほど追いつめられていたのか?と思うと不憫でならない。
刑法犯少年の検挙人員が減少傾向にある中で殺人や強盗、強姦、放火などの凶悪犯が3年連続で増加していることが警察庁のまとめで分かった。
平成24年の刑法犯検挙人員は6万5448人で前年の7万7696人より1万2248人の減少。過去10年間連続で減少し続け、しかも最も低い数字となった。
罪種別では凶悪犯が836人で前年より51人増え、3年連続の増加。他に増加した罪種はわいせつ行為などの風俗犯が566人で同100人の増。過去10年間で最悪の数字だった。
粗暴犯は7695人で419人の増となったが、窃盗犯は3万8370人で9406人も減り全体を減少させる大きな要因となった。
特筆すべきは強姦が122人で53人、強制わいせつが333人で56人とそれぞれ増加するなど性犯罪の増加が目立った。
一方、13歳未満の触法少年の補導人員数は1076人で過去10年間で最悪を記録しており、低年齢化が気になる。家庭-学校-地域社会-警察の連携を強めるのも必要だが、家庭環境の整備が喫緊の課題のようだ。
23日未明、東京都墨田区緑の区立公園のベンチで72歳の男がけん銃自殺。同日未明には東京・中野区のマンションで32歳の女性がエレベーター内で刃物を持った男に襲われ、現金2万円入りの財布が強奪された。22日には東京・北区の住宅街では住宅6棟を焼くなど7件の不審火が相次いでいる。マスコミの報道の大小もありレベル変動するまでもないが体感治安の悪化を感じる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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