東電OL事件、高検も「元被告は無罪」の意見書(19日)読売
東京電力女性社員殺害事件で無期懲役となったネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(45)の再審公判に向け、東京高検は18日、「元被告を犯人とするには合理的な疑いがあり、無罪である」とする意見書を東京高裁に提出した。
検察側が無罪主張に転じたことで、公判は1回で結審し、早期に元被告の無罪が確定する見通しとなった。
意見書は、検察側が2000年の東京地裁の無罪判決を不服として行った控訴の棄却を求める内容で、29日の第1回公判で陳述される予定。再審公判で検察が無罪主張するのは極めて異例で、死刑や無期懲役が確定した戦後発生の事件では、10年に再審無罪となった足利事件以来となる。
検察側は再審請求審で、被害女性の体内に残された精液などから第三者(X)のDNA型が検出された後も有罪を主張。今年6月、東京高裁が「Xが殺害した疑いが生じた」として再審開始を決定しても、有罪主張を維持する姿勢だった。
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