【なりすましウイルス】遠隔操作 同一犯と断定 13件、犯行声明と一致(18日)産経
遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯行予告・脅迫のメールや書き込みが繰り返されていた事件で、TBSなどに届いた「犯行声明」のメールで列挙されていた13件の犯行予告・脅迫がすべて実際に行われていた事実が、警視庁捜査1課など警察当局によって確認されたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。
警察当局は、犯行声明の送信者が福岡や三重などの5人のパソコンを遠隔操作して13件を実行したものと断定。逮捕された4人は、すべて誤認逮捕だったとみられる。
捜査関係者によると、13件のうち、6件は声明以前には公表されていなかったが、大阪のアニメ演出家のパソコンから首相官邸に無差別殺人予告のメールが送られていたほか、福岡の男性のパソコンから学習院初等科や部落解放同盟、人気アイドルグループへの襲撃・殺人予告が行われていたことが確認された。
また、逮捕された4人以外に、愛知の会社員のパソコンからネット掲示板に2件の殺人予告が書き込まれていた。警察当局は、6件の犯行予告が「秘密の暴露」にあたるとして、声明の送信者と遠隔操作の実行者が同一と断定した。
一方、福岡の男性のパソコンからも、声明通りに女性タレントの所属事務所へ送られた脅迫メールと同じ文面が見つかっていたことも判明。声明では、警察に誤認させるために残したとの趣旨の説明をしていた。
捜査関係者によると、男性は任意の事情聴取では容疑を否認していたが、パソコンに女性タレントへの脅迫メールの文面が残っていたことを指摘されて、容疑を認めたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121017/crm12101723450030-n1.htm
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