警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
愚連隊対策が課題だ!
【治安つぶやき】
東京都と沖縄県で暴力団排除条例が施行されて1年になる。施行後、みかじめ料の上納ができずに資金難に陥り、組織を離脱する組員も多くなっているとか=産経新聞社会面
平成10年の数字しか持ち合わせていないが、同年には570人が、組を離脱。暴力団団対策法が施行されてから10年まで約4250人が離脱しているというから新暴力団対策法施行後の来年はかなりの数字になっていると思う。問題は、離脱(足抜き)した組員だ。暴排条例施行時に「離脱した組員が地下に潜る」と〝悪法〟呼ばわりされた条例。
既に「死語」に近い「愚連隊」なる集団がいる。平成元年の警察白書で、こう定義付けている。「愚連隊とは、終戦直後から繁華街等を中心に当てもなくうろつき、ゆすり・たかり、窃盗等の違法行為を行っていた不良青少年の集団を言い、これらの集団の中核は戦地から復員してきた若者たちであり、警察の実務用語では『青少年不良団』と呼ばれていた。金になるものなら何にでも手を出すという現在の暴力団の風潮の源は、この時期に発生した愚連隊の活動等に求められるであろう」
つまり懸念されるのは、離脱組員の復帰先はこの愚連隊だ。愚連隊が暴力団に成長し、日本古来の任侠道のヤクザが消え、「なんでもやる暴力団」を追われた組員は、一回りも成長して愚連隊に帰依する。ところが暴力団を取り締まる法律はあるが、愚連隊を取り締まる法律はない。
平成22年に大相撲の横綱・朝青龍関が暴れた事件では示談交渉で取りざたされ、歌舞伎役者の市川海老蔵さんが暴行を受けた事件はこの愚連隊が関与していたし、今年9月の東京・六本木のクラブ「フラワー」における襲撃事件なども関与しているという見方が強い。
既に昭和の時代の警察白書に何度も登場、警察用語になっているのだから、愚連隊取り締まり法の制定などの対策を進めるべきである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。


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