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2012年9月 7日 (金)

「前科をもとに犯人と立証」原則認めない 最高裁(7日)

刑事裁判で犯人かどうかを立証する際に、被告の前科に関する証拠を使うことの是非について、最高裁は「前科に際立った特徴があり、起訴内容と大部分が似ている場合に限られる」とする初の判断を示しました。

 岡本一義被告(42)は2009年、都内のアパートの一室に侵入して現金を盗んだうえ、放火したなどとして起訴されました。岡本被告には放火の前科があり、検察側は、裁判員裁判の公判前整理手続きで、前科に関する証拠を調べるよう求めました。1審の東京地裁は、「裁判員に不当な偏見を与える恐れがある」として認めず、放火について無罪としました。しかし、2審の東京高裁は、「証拠調べを退けた1審の手続きは違法」として、差し戻す判決を言い渡しました。弁護側が上告していましたが、最高裁は7日の判決で、「前科に際立った特徴があり、起訴内容と大部分が似ている場合に限られる」とする初の判断を示し、2審判決を破棄して、東京高裁に審理を差し戻しました。今後、直接、証拠がないなかで、裁判で犯人かどうかが争われた場合、前科を証拠に使用する検察側の立証方法に影響を与える可能性があります。

News_pic1_2 http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220907063.html

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