警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、1日単位・レベル)
いじめ対策にはプロを!
【治安つぶやき】
また自殺者を出してしまった。背景には「いじめ」があり、担任の教諭が相談を受けていた-
自殺したのは東京都品川区立中学1年の男子生徒(12)。担任教諭らが生徒から4~5月に3度にわたっていじめ被害を相談。しかし、校長が把握したのは7月。
事の起こりは男子生徒の文房具が無くなったり、壊されたという事から始まる。生徒から相談を受けた担任は、学年主任ら同じ学年の教諭4人に伝え、担任はさらに2度にわたり男子生徒に「大丈夫か」と声をかけたが、生徒は「大丈夫」と答えたという=産経新聞電子版
被害少年に「大丈夫か」などと声をかけるぐらいは対策とは言えない。どれほど深刻な状況にあるのかは、様々の角度から分析を加えるなど、ある程度は専門知識が要求されるだろう。
今回の場合、校長に報告して学校ぐるみで対処するか、教育委員会に上げて対処するかなどいくつか方法はあったが、それをしても果たして救えたかは結果論だ。これまでのイジメ問題は事件になって初めて「反省」する。反省なら猿でもできる。
何度も提言しているが「スクールサポーター」の活用だ。県、自治体によって与えられた権限は微妙に違うが、概ねは「非行少年防止」などをスローがーに警察と学校・地域社会のパイプ役を務める役目で、警察官とか教育のOBが活動している。経験上、何れもその道のプロ的なセンスの持ち主たちである。
今回の場合も文房具を隠されたり壊されたぐらいで自殺するはずがない。隠れた部分にはもっと「何か」がある。プロはその「隠れた」部分にメスを入れてくれるはずだ。是非、一考を…。
【余談】
大原則を言っておく。スクールサポーターは警察署単位であるものだから、どうしても現職管理職(生活安全課係長や課長代理、課長)の影響を受ける。そして、管理職によってはかなり束縛する場合がある。「君たちは見回りしていれば良い」と圧力をかけたり、情報収集のため地域社会の関係者に挨拶する場合もあるが「君達は単なるサポーターだ。何を偉そうに挨拶回りが必要だ…」など、「現職面(ヅラ)」する幹部がいると聞く。こんな警察署が存在するなら、警部補と警部の再教育が必要だ。改めて警察庁の指導を望む。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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